フルートを買取りしてもらいたい!査定ポイントと高く売るコツ
フルートは演奏する姿も優雅に見えて管楽器の花形として人気がある楽器です。美しい響きはオーケストラや吹奏楽でも華があります。誰もが憧れる楽器ではありますが、買取となると相場はどのくらいでしょうか。フルートを買取りしてもらうときの査定ポイントと高く売るコツをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
フルートは高価買取してもらいやすい
楽器によっては買取価格が思ったほど高くならないものもあります。その点、フルートは高価買取してもらいやすい楽器です。
■フルートは人気のある楽器
フルートは音色もキレイで人気のある楽器です。需要が高い楽器なので買取価格も高くなります。
■楽器としても人気、地金としても価値が高い
フルートは素材もさまざまです。
・洋銀(洋白、ニッケルシルバー)
・白銅
・銀
・金
・プラチナ
・グラナディラ(木製)
銀や金などの場合はメーカーなどにもよりますが、厚さの変化で音色も変わるため標準肉厚の種類もあります。また、高価な楽器になるとプラチナが使われることもあります。楽器としても人気のフルートですが、使われている素材によっては価値が高くなります。
■現在販売されているか、人気品番かでも買取価格が違う
フルートは現行品や近い品番であるほど買取価格が高くなる傾向があります。その中でも人気品番なら高価買取が期待できます。現行品と旧品番とでは見た目が似ていても構造に違いがあります。
フルートが査定される大事なポイント
査定は業者によって少し違います。とくにみられるポイントがわかれば、売る前に確認し改善すれば査定額も上がるかもしれませんよ。フルートの場合の査定ポイントをご紹介します。
■フルートの汚れ具合
フルートの査定は汚れ具合なども見られます。とくに銀製のフルートは化学反応が起き黒い皮膜が全体に広がることがあります。銀の酸化によるものですが、見た目がよくないためメンテナンスをしてから査定に出した方が高く買い取ってもらえます。また、サビや腐食などがあるフルートも査定が下がります。フルートの汚れ具合を確認しましょう。キレイな状態の物の方が、印象がよくなります。
■キィの連動箇所は可動するか
フルートにはキィがあります。ひとつのキィを動かすと他のキィも連動するような構造になっています。長年使っているフルートはサビがキィに溜まり音が鳴らなくなることもあります。サビなどはないか、キィは連動するかなども査定されます。
■キズや凹み
フルートは凹みやキズが付きやすい楽器です。とくに頭部管には凹みがつきやすいです。査定では凹みやキズが付きやすい場所のチェックを行います。また、ジョイント部分は歪みが出やすい部分です。金属が薄く、無理やりセッティング時に差し込んでしまうと歪んでしまいます。メンテナンスやお手入れを怠っても砂などが噛んでしまいスリキズの原因になるので注意しましょう。
■収納ケースの状態
フルートを購入するとハードケースが付属していることが多いです。ハードケースは木製で合皮を貼っているものが多く、キズが付きやすいです。収納ケースの状態も査定では見られます。移動時にはキズがつかないようにハードケースを入れるためのカバーを使うなど工夫するとキズを防ぐことができます。ケースの状態が悪いと査定額が下がることもあります。また、付属品がある場合には、あるのとないのでは査定額に差が出ます。
フルートを高く売るコツ
フルートを買い取ってもらう際には、できるだけ高く売りたいですね。高価買取が期待できるといっても、『これは・・・』とガッカリしてしまうこともあります。高く売るコツをご紹介します。
■フルートの品質維持
高く売るためには見た目がキレイなことはもちろん、楽器として直ぐに使える状態がベストです。しっかりと音は出るか、フルートの各部位は機能しているかなども大事です。直ぐに使える状態を保つためには、日頃のメンテナンスが大事になります。
直ぐに使える状態じゃないものは修理が必要になり買取価格が低くなることもあります。状態が酷ければ人気のある楽器とはいえ、買取を断られてしまうことも。フルートを買取に出す可能性があるのなら、品質を下げないようにメンテナンスをしっかり行いましょう。フルートは酸化し黒ずんでしまうこともあります。見た目も大事なので、酸化したらクロスで拭くなど見た目もキレイにしましょう。
■壊れていたら事前に修理しょう
修理箇所がある場合には修理をしてから買取に出しましょう。フルートの修理は自分で行うことができません。買い取った業者も修理に出さなければならないため、査定額が下がることもあります。フルートは人気の楽器なので買取価格は高くなります。現行品で人気の品番であれば修理費用よりも買取価格が上がる可能性もあります。
■見積もりは複数お願いする
フルートの買取価格は業者によって多少の差があります。1社だけの見積もりでは適正価格かどうかも判断できないので何社に査定をお願いしましょう。状態がよいものなら訂正価格以下で買取に出すのはもったいないです。
また、楽器買取を専門に行っている業者の利用もおすすめです。価値のわからない買取業者もいて、フルートとしての値段じゃなく、楽器と分類して査定を出すこともあります。大事に使ってきたフルートは価値のわかる買取業者にお任せすることで適正な価格を出してもらえて大事に扱ってもらえます。
専門の買取業者でも1社だけよりは複数の業者に査定を出した方が、適正価格がわかり、より金額が高い所で売ることができます。
高く見せるためのフルートのお手入れ方法
フルートを高く見せるためにはお手入れが大事です。見た目や不良個所がないことが高く見せる一番のポイントです。高く見せるためのフルートのお手入れ方法をご紹介します。
■お手入れ方法
フルートを高く売るためにはキレイに見せることが大事です。見た目がよく、壊れている個所がないこと。
・水分
・汗
・油分
・酸化
フルートの主な汚れの原因は4つです。練習の後には汚れの原因をキレイに拭き取りましょう。フルートの管内の水分はガーゼとクリーニングロッドを使い拭き取ります。そのあとに、すべてのタンポにクリーニングペーパーで水分を拭きます。水分を拭き取ったら管体全体を楽器用のクロスで拭き上げます。管体内部やタンポに水分や汚れを残さないことでキレイな状態を保つことができます。
■人気のフルートメーカー、製品
フルートには買取価格が値崩れしにくいメーカーや製品があります。どのメーカーや品番の物でも高く売れるという訳ではありません。人気のフルートメーカー、製品をご紹介します。
・ヤマハ(現行品番)
・パール(現行品番)
・ムラマツ(GXモデル以上)
・サンキョウ(現行品番)
・ミヤザワ(現行品番)
・アルタス(現行品番)
・ハンミッヒ(現行品番)
・パウエル(現行品番)
値崩れしにくいメーカーは人気のフルートのメーカーでもあります。現行のフルートなら高価買取になる可能性もありますね。
フルートを買取りしてもらうときの査定ポイントと高く売るコツをご紹介しました。大事にメンテナンスされたフルートであれば査定額も高くなります。フルートは人気の楽器なので高価買取が期待できます。少しでも高く買取をしてもらうならキレイな状態にしておくことをおすすめします。買取に出す前には修理箇所がないか、汚れはないかを確認して買取に出しましょう。