中古で買った楽器を高額買取!お得に手放すためのポイントとは?
楽器を買い替えたいときや使わなくなったとき「この楽器は売れるかな?」と考える方は多いでしょう。とくに、中古で購入した楽器が果たして売れるのかどうかは気になるポイントです。そこで本記事では、中古楽器の買取について、わかりやすく解説します。お得に楽器を手放したい方はぜひご一読ください。
中古で買った楽器も買取可能?
中古で買った楽器を、もう使わなくなったから手放したい。そんなとき「これって買い取ってもらえるのかな?」と不安になるでしょう。今回は、中古で買った楽器でも買取してもらえるのかどうか、わかりやすくお伝えします。
中古で買った楽器でもOK!
結論からいうと、中古で買った楽器でも多くの場合、買取は可能です。お店によって多少のちがいはありますが、「自分で買った新品じゃないとダメ」ということはほとんどありません。ただし、楽器の状態が悪かったり、部品が足りなかったりする場合は、買取できないこともあるので注意しましょう。
どんなものが買い取ってもらえる?
ギターや電子ピアノ、ドラムなど、よく使われる楽器はもちろん、管楽器や打楽器も対象になることが多いです。人気のブランドやモデルであれば、中古品でも高く買い取ってもらえることもあります。
中古で買った楽器の買取相場
楽器の買取価格は、どの種類の楽器かによって大きく違います。代表的な楽器ごとの買取相場を見ていきましょう。
ギター(エレキ・アコースティック)
ギターは非常に人気のある楽器なので、中古でもよい価格がつくことがあります。とくに、有名なブランドや人気のあるモデルは、高額で売れることがあります。
たとえば、フェンダー(Fender)やギブソン(Gibson)などの有名ブランドのギターは、状態がよければ5万円〜15万円程度の買取価格がつくことがあります。
また、ヤマハ(YAMAHA)やアイバニーズ(Ibanez)など、人気の中堅ブランドのギターは1万円〜5万円程度が一般的な買取価格です。
なお、ノーブランドやエントリーモデルの場合、数千円〜1万円程度の買取価格となることが多いです。このように、ブランドと状態が買取価格に大きく影響します。
電子ピアノ
電子ピアノは、とくに家庭用のものが多く、買取相場も幅広いです。状態がよければ高値がつきますが、古くなったモデルや使用感が強いものは、相場が下がることがあります。
たとえば、ヤマハ(YAMAHA)やカワイ(KAWAI)などの高品質なモデルは、状態がよければ3万円〜10万円程度の買取価格が期待できます。
エントリーモデルや古い機種は、1万円〜3万円程度となることが一般的です。電子ピアノのように、機能が多い楽器は、年式や使い方によって大きく買取価格が変わります。
ドラムセット
ドラムセットも人気の楽器ですが、全体の状態やセット内容が買取額に影響します。シンバルやドラムペダルなど、セットに含まれるアイテムが多いほど買取価格は高くなることが多いです。
たとえば、パール(Pearl)やタマ(TAMA)などの有名ブランドのドラムセットは、3万円〜8万円程度が一般的な買取相場です。ノーブランドや簡易セットは、1万円〜3万円程度が一般的な価格帯です。
ドラムセットは大型で場所を取るため、状態がよいものでも買取に時間がかかる場合があります。
中古楽器の価値を最大限に引き出すポイント
中古楽器を売る際、少しの手間をかけるだけで査定額が大きく変わることがあります。大切に使ってきた楽器を少しでも高く売りたいと思うのは当然です。ここでは、中古楽器の価値を最大限に引き出すためのポイントをご紹介します。
楽器の状態を確認する
中古楽器を高く売るためにまず大切なのは、その状態です。楽器がしっかり動作するか、目立つ傷や汚れがないかを確認しましょう。たとえば、ギターなら弦の状態や指板の傷み具合をチェックします。
電子楽器の場合は、すべての機能が正常に動作するかを確かめておくことが重要です。もし動作不良があれば、事前に修理しておくことをおすすめします。
清掃をしてきれいに見せる
楽器がきれいであることは、買取価格を上げるための重要なポイントです。査定前に、ほこりや汚れを軽く拭き取るだけでも、印象が大きく変わります。
とくに金属部分や光沢のある部分をきれいに磨くと、見栄えがよくなり、高評価につながります。ただし、汚れを取る際には無理に擦らないようにしましょう。楽器を傷つけてしまうと、かえって査定額が下がることがあります。
付属品を整える
楽器に付属するアイテムも買取価格に大きく影響します。購入時に付いていたケースや説明書、ケーブルなどの付属品は、必ず一緒に査定に出しましょう。
とくに、アンプやエフェクターなど、楽器と一緒に使う機材がある場合、それらもセットで売ると査定額が上がることがあります。付属品が欠けていると、逆に買取額が下がる場合もあるので、忘れずに整理しておくことが大切です。
売るタイミングを見極める
楽器の市場価値は、発売されてからの時間が経つと下がることがあります。とくにデジタル楽器やエレクトリック楽器は、新モデルの発売が早いため、使わなくなったときには早めに売ることをおすすめします。
また、ヴィンテージ楽器などは需要により買取価格が変動するので、売るタイミングを見極めることも重要です。
梱包を丁寧にする
楽器を売る際には、梱包も非常に重要です。とくに遠方に送る場合、梱包が不十分だと輸送中に傷がつくことがあります。元々の箱があればその箱を使い、ない場合は丈夫なダンボールにしっかりと梱包材を使って保護しましょう。しっかりした梱包をすることで、楽器が傷つかず、査定額が下がるのを防げます。
高額買取を実現するためのタイミング
中古楽器を高く売るためには、売るタイミングも重要です。適切なタイミングで売却することで、査定額を大きく引き上げることができます。ここでは、高額買取を実現するためのタイミングについて詳しくご紹介します。
新モデルの発売直後
楽器業界では、新しいモデルが発売されると、旧モデルの需要が高まる傾向があります。とくに人気のあるブランドや機種の場合、新モデルの登場により旧モデルが注目され、買取価格が上昇することがあります。新モデルの発売前後は、旧モデルを売る絶好のタイミングといえるでしょう。
季節の変わり目
楽器の需要は季節によって変動します。たとえば、春や秋は音楽イベントや学校の活動が活発になる時期であり、楽器の需要が高まります。このような時期に合わせて楽器を売ることで、より多くの買い手が見つかり、高額での買取が期待できます。
市場の需要が高まっている時期
特定の楽器や機材が市場で注目されている時期も、高額買取のチャンスです。たとえば、特定のアーティストが使用している楽器や映画やテレビで使用された楽器などは、需要が急増し、買取価格が上昇することがあります。市場のトレンドを把握し、需要が高まっている時期を見極めて売却することが重要です。
楽器の状態が最良の時期
楽器の状態が最良の時期に売ることも、高額買取を実現するためのポイントです。たとえば、長期間使用していなかった楽器を売る場合、事前にメンテナンスやクリーニングを行い、状態を最良に保ってから売却することで、査定額が上がることがあります。楽器の状態を良好に保つことが、高額買取のカギとなります。
まとめ
中古で買った楽器を高額で買取してもらうためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。楽器の状態確認や清掃、付属品の整理はもちろん、売るタイミングも重要です。新モデルの発売時や市場の需要が高まっている時期に売ると、より高額で買取される可能性があります。さらに、適切なタイミングで売却することで、楽器の価値を最大限に引き出し、お得に手放すことができるでしょう。