楽器の買取で失敗しないためのポイント
使わない楽器がある場合や片づけをするのが面倒な場合、買取サービスを利用するのがおすすめです。
ピアノやギターなどは結構場所を取りますが、思い入れのあるものなら捨てるのは気が引けるでしょう。
ですが、専門の業者に任せれば安心です。
楽器の買取で気になることをチェック
古くて使わなくなった楽器がある場合や置き場所に困っているという人もいるかもしれません。
愛用していたものであってもいつかは別れを告げる時が来るものです。
使わなくなったものは捨ててしまうという方法もありますが、勿体ないと考えている人もいるでしょう。
その場合は専門の業者に買い取ってもらい、他の人に使ってもらうという方法もあります。
しかし、査定を依頼したことがないという場合、いろいろと不安なことがあるかもしれません。
売却するために必要となる手間や時間、買い取ってくれる業者など素人には分からないことがたくさんあります。
楽器といってもさまざまな大きさのものがありますが、ピアノなどは特に大きいので場所を取ってしまいます。
そのためもう使わないと感じたら売却をしてしまっても良いでしょう。
インターネットで調べると、買取をしている業者はたくさんありますが、どの業者に頼んでも同じというわけではありません。
思い出の詰まったものを売ることになるわけですし、信頼できる業者に任せることが大切です。
高く売るためのポイントも確認しておきましょう。
買取には大きく3つの方法がある
楽器の買取と聞くと、売りたいものを自力で専門の業者に持っていくものだと考えている人が多いでしょう。
確かに以前まではそのような業者が多かったのですが、最近ではわざわざ店頭に持って行かなくても査定ができることもあるのです。
具体的にはどのような買取方法があるのか確認しておきましょう。
まずは店舗に売りたいものを持参して、その場で査定してもらうという方法です。
その場で査定してもらえるため、すぐに売却できるというメリットがあります。
また、実際にどのような方法で査定するのかを確認することもできますし、安心して売却することができるでしょう。
しかし、重いものをわざわざ店頭まで持っていくことになるため、時間や手間がかかります。
次に出張買取は、予約した日に査定士が自宅まで来て査定をしてくれるという方法です。
店頭へ持っていく手間がなくなりますし、その場ですぐにお金を受け取ることができます。
デメリットとしては家に他人を入れなくてはいけないということや、査定金額に不満があっても断りにくいということが挙げられます。
最後に宅配買取は、ダンボールなどに売りたいものを梱包し、業者に配送するという方法です。
こちらは他人を家に入れる必要はありませんし、査定が終わるまで待つだけなので簡単です。
しかし、買取価格が分かるまで少し時間がかかります。
楽器の買取をしてくれる業者とは
部屋のリフォームや引越しなどがきっかけとなり、楽器を処分しないといけなくなることがあるかもしれません。
捨てるのではなく買取をして欲しいという場合、業者の選び方がポイントとなります。
さまざまな業者がありますが、失敗しないためのポイントを確認しておきましょう。
まずは有名な大手の買取会社や近所の販売店に頼むという方法があります。
大手ならそれだけで安心感がありますし、近所の販売店なら相談しやすいといったメリットが挙げられます。
また、比較的高額で買い取ってくれることが多いでしょう。
しかし、買取り時の対応が良くないとトラブルに発展してしまうこともあります。
これは実際に楽器を引き取りに来るのは下請け業者であり、大手の会社ではないということが原因です。
また、リサイクル業者に買い取ってもらうという方法もあります。
リサイクル業者はどんなものでも引き取ってくれることが多く、他の業者に査定してもらうのが面倒な場合でも便利に利用することができます。
しかし、リサイクル業者は専門的な知識を持っていないことが多く、相場より安く査定されることが多いので注意しましょう。
高額査定を希望するなら専門知識を持った人に任せるのがおすすめです。
中には悪徳業者もいるので注意する
楽器を査定に出すため、ある程度業者を調べたことがあるという人も多いでしょう。
一方で業者が多すぎて選べないという人やどこを選んでも同じなのではないかと考えている人もいるかもしれません。
しかし、業者は慎重に選ばないと失敗してしまう可能性もあります。
単に査定士の経験や査定金額、対応だけで選んでしまうのは良くありません。
中には安易に業者を選んでしまい、本来の価値よりも大幅に査定額を下げられてしまったという人もいます。
また、悪徳業者が隠れていることもあるので注意しましょう。
悪徳業者の場合、最初の見積もりでは査定額をかなり高くすることが多いです。
ですが、当日になってから楽器を解体され、細かい部分が錆びているといった理由で大幅に減額されてしまうこともあるのです。
金額がどんどん減額され、最終的には買取価格が0円になってしまうといったこともあります。
思い出の詰まった大事なものを売却する場合、そのような失敗は避けたいものでしょう。
実際に持ち主の知識がないことを理由にし、不当な値段を提示してくる業者もいることを知っておくことが大切です。
高く買い取ってもらうためのコツ
せっかく楽器を売るならできるだけ高い値段で売りたいものでしょう。
値段を左右するのはメーカーや型番だけではありませんし、同じものを売ったとしてもさまざまな要因によって値段に差が出てしまうのです。
そこで高く買い取ってもらうためのコツを知っておきましょう。
まずはきちんと付属品を用意しておくことが大切です。
付属品は楽器の一部と考えることもできますし、査定してもらう際には欠かせません。
取扱説明書や保証書、ケースなどの付属品があった方が査定価格はアップするでしょう。
売却を考えているものがあれば付属品をきちんと探しておき、査定の時に一緒に出すことがポイントです。
また、売りたいもの製造年も大切です。
ヴィンテージやアンティークである場合を除き、基本には作られてから年月が経っていないものの方が価値は高くなります。
そして、作られてから年月が経つほど価値は下がってしまいます。
そのため査定に出そうと考えている場合、できるだけ早く専門の業者に依頼しましょう。
査定は無料になっている業者が多いので安心です。
きちんとメンテナンスすれば高額で売れる
綺麗な状態の楽器の方が高額で売れることが多いです。
当たり前のことかもしれませんが、傷や汚れなどがあると価値が下がってしまうので注意が必要です。
高い値段で売りたいなら普段から丁寧に扱うようにしましょう。
さらに、手入れやメンテナンスをきちんと行うことも大切です。
査定の前にもきちんと清掃をしておくことにより、査定士への印象も良くなります。
しかし、木製の場合は薬品を使って清掃をするのは良くありません。
品質が劣化して逆に価値が下がってしまうこともあるので注意しましょう。
汚れがあった時は乾いた布などで拭き取るのが無難です。
また、細かいことですが、売りに出す前にチューニングを整えておくこともポイントです。
そうすることで印象が良くなりますし、査定額のアップに繋がっていくでしょう。
楽器というものは年月が経ってしまうと劣化も進みやすくなります。
特に木製の場合は湿気の変化などで状態が変化しやすいため、放置しておくのは良くありません。
状態が良い方が高額で売れることになりますし、売りたいと感じた時にすぐ査定してもらうことも大切です。
使わなくなった古い楽器がある場合、捨てるのではなく買い取ってもらうという方法もあります。
しかし、買取を行っている業者はたくさんあり、中には悪徳業者もいるので注意しましょう。
どこに依頼するのかということはとても重要です。