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三味線は高額買取可能?使わない津軽三味線があれば売るべき!


突然ですが、実家の居間や物置などに、使っていない三味線がありませんか?実は、三味線は業者や専門店の買い取りに出すと高値がつくことがあるのです。この記事では、なぜ三味線が高く売れるのか、どのようなものならば高価買取の対象になるのか、そして、三味線の買取相場や査定の基準について解説していきます。

三味線を買い取ってもらいたいのなら今が売りどき!

そもそも、なぜ三味線を買取に出すと高値がつくのでしょうか。伝統工芸品である三味線は、それゆえにさまざまな理由によって、高価買取が期待できます。この記事について補足すると、今回は一般的な三味線について、買取の相場などを解説していきます。

沖縄県奄美群島の「三線(さんしん)」は、別のカテゴリーとして扱っている業者が多いことから、三線については触れていません。

三味線は貴重な素材を使用している

戦国時代に琉球から伝わった三味線。日本の伝統的な楽器の中では比較的新しく、江戸時代に入ってから地歌(じうた)や浄瑠璃などで使用されるようになりました。三味線を用いた音楽ジャンルが細分化されるにつれて、近世邦楽の代表的な楽器となりました。琉球の三味線にはニシキヘビの皮が使われていましたが、本州では確保が難しいため、猫の皮などで代用していました。

しかし、現代では個体数の減少や動物愛護の観点から、猫の皮は使われなくなりました。現在製造されているものにおいては、合成紙や人工皮革を使用することが一般的になりました。さらに、胴と棹(さお)には、紫檀(したん)や紅木(こうき)といった、樹齢の長い木材が使用されていました。このように、近代までの三味線には、現在では非常に貴重な素材を使用しているため、古い三味線には高値がつくのです。

三味線自体が貴重になっている

伝統工芸全般にいえることですが、三味線についても、職人が減少しており、供給が先細りしています。三味線の製作には高度な技術が必要なため、機械などで製作を代替することが難しいのです。さらに三味線の奏者が全盛期と比べて大きく減ったこともあり、三味線自体が貴重になってしまっているのです。

最近は三味線への注目度が増している

職人が減り、一時期は弾き手も少なくなっていた三味線ですが、現在は音楽業界で需要が増しています。和風ロックと呼ばれる音楽ジャンルの隆盛や、演歌・歌謡曲の再評価によって、三味線への注目度が増しています。また、海外での日本文化への関心の高まりによって、インテリアとして三味線を購入する外国人観光客もいます。このように、新たに製作するのが難しいうえに、需要が伸びているため、三味線の買い取り価格は高くなるのです。

買取対象になりやすい三味線の種類

三味線は日本各地に伝わり、それぞれ独自の進化をしたという背景もあり、さまざまな種類があります。このトピック、買い取りの際に高値がつきやすい三味線を、棹に使用している木材で分けて解説します。

紅木材

棹に「紅木(こうき)」が採用されている三味線については、とくに高値で買い取られている傾向があるのです。紅木はベニノキ科の落葉樹で、染料などにも使われています。木の密度が高く、見た目も美しいことから、三味線の棹に好んで用いられています。三味線では「トチ」と呼ばれる木目が棹にあると良いとされており、トチがある三味線は、高価買取が期待できます。

紫檀材

紅木と同一視されることもある「紫檀(したん)」ですが、三味線では、一般的に「ローズウッド」と呼ばれる木材を指しています。三味線の棹としてはもっともメジャーと言われることもある木材です。

花梨材

「花梨(かりん)」は、バラ科の落葉高木で、実は果実酒やのど飴などに使われます。三味線では、胴に使われることが一般的ですが、棹に使われることもあります。今回あげた中では、棹に花梨材が採用された三味線がいちばん安くなります。

三味線の買取相場

それでは、三味線の具体的な買取相場を見ていきましょう。このトピック、三味線の分類方法のひとつである、太棹・中棹・細棹の3種類について、一般的な買値を紹介します。買取価格は、三味線のタイプや採用されている材料だけではなく、本体のコンディションやそのときの需要、さらには業者や店舗の方針などによって大きく変動します。そのため、この記事で紹介する買値には、大きな開きがあります。

太棹の買取相場

太棹(ふとざお)とは、三味線の中でいちばん棹が太い種類を指します。一般的に、棹の太さが3cm以上のものを太棹と呼び、張る弦もそれに合わせて太くなります。義太夫節によく用いられる三味線で、津軽三味線は太棹に分類されます。太棹は流通量が少なく、高いもので30万円以上の値がつくこともあります。低いものでは2万円程度で買い取られています。

中棹の買取相場

中棹(ちゅうざお)は、名前のとおり棹の太さが中くらいの三味線を指します。一般的に、棹の太さが2.6cm程度のものが中棹と呼ばれます。清元節や常磐津節に用いられる種類で、地域や演奏者によって太さが変わるため、あまりはっきりとした定義はありません。中棹の一般的な買値は、高くても2万円程度で、1万円以下で買い取ってもらえる場合も多々あります。

細棹の買取相場

細棹(ほそざお)は、三味線の中でいちばん棹が細い種類で、棹の太さが2.5cm以下のものを細棹と呼ぶことが多いです。長唄や山田流箏曲などに用いられ、長唄に使用されるものは特別に「長唄三味線」と呼ばれます。細棹の買値については、1万円以下の値がついてしまうこともありますが、平均すると3種類の中でいちばん買取価格が高い傾向にあり、10万円を超えることも珍しくありません。

三味線が高額査定される基準

最後に、三味線がより高く査定される基準について解説します。買い取り業者は、三味線のどこを見て買取価格を決めているのでしょうか。

チェックポイント1
胴の内部

三味線はその独特な響きを出すために、胴の内部にも加工を施しています。加工の種類としては一般的に「丸打胴(まうるちどう)」と「綾杉胴(あやすぎどう)」のふたつがあります。一般的な三味線は丸打胴で、胴の裏側を丸く加工しています。そして綾杉胴は胴の裏側をギザギザに削ったもので、こうすることで音が良くなると信じられています。綾杉胴の三味線は希少なため、こちらのほうが高値がつきやすいです。

チェックポイント2
棹の継ぎ手

三味線の棹は、天神側から、上棹・中棹・下棹の3つの部品を組み合わせてできています。これらが組み合わさる繋ぎ目のことを「継ぎ手」と呼びます。この継ぎ手によって、買取価格に差が出ます。美しいトチ(棹の木目)が出ており、接続部分に金を用いた「金細(きんほぞ)」と呼ばれるものがもっとも高価です。ちなみに、金細であるからといって、必ずしも音が良いというわけではないそうです。

チェックポイント3
破損個所

三味線に限りませんが、どの程度の破損があるかは、買取価格に大きく関わってきます。特に、天神が欠けていたり、棹が消耗していたりと、音を大きく左右する上に修復が難しい破損がある場合、買取価格はぐっと下がってしまいます。さらに、三味線はカビやすい楽器ですので、保存方法に十分注意しましょう。

チェックポイント4
付属品

こちらも三味線だけの話ではありませんが、付属品が欠けていると査定額は下がります。特に、演奏に必要な付属品が欠品していると、そもそも買い取り不可になってしまう場合もあります。付属品については、無くさないようにするとともに、売却の際には、必ずセットで受け渡しましょう。

まとめ

日本文化に深く根付いている三味線は、現在も需要があり、高価買取が期待できます。職人の減少や材料確保の困難さなどによって、さらに値段が上がっていくことが予想されています。三味線の買値については、棹の太さや構造、使用されている木材の種類などによって、かなり大きな幅があります。胴の内部構造も査定に影響を与えるのが三味線です。近頃、三味線は注目度の上昇とともに需要が増しているため、いまが売り時といえるかもしれません。三味線の売却をする際は、今回紹介した特徴をしっかりと把握したうえで業者へ持っていきましょう。

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