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コントラバス売却時のポイントとは?高額査定を狙うためのコツを解説


所有しているコントラバスを使わなくなったときは、買取業者に売却しようと考えるかと思います。売却するならできるだけ高く売りたいものですが、まずは買取価格の相場を知っておくとよいでしょう。本記事では、コントラバス売却時のポイントや高額査定されるコツを解説するため、検討中の方はぜひ最後までお読みください。

コントラバス買取の相場とは

コントラバスの買取価格は、メーカーやモデル、状態やモデルによって買取価格が変わります。相場を知っておくと、買取価格が高いかどうかの判断材料となります。買取業者の実績が多いのは、国内メーカーではスズキ、オリエンテ、チャキであり、海外メーカーではカールヘフナー、ヴィルファー、ぺルマン、ヨハネス・ルブナー、イーストマンなどです。

ここでは、コンディションに問題がない場合の国内メーカーの品番ごとの相場を紹介します。

スズキ

創業100年を超える国内メーカーです。グレードの高い楽器から初心者向きのものまで幅広い製品を制作しています。買取価格の相場は、器種ごとにNo.85で2~7万円、No.86で3~8万円、No.92で4~9万円、No.130で5~10万円、No.180で6~11万円です。

オリエンテ

コントラバスメーカーとしての実績がある、京都府宇治市に所在するヒガシ絃楽器製作所の製品です。コントラバスを中心に細部にまでこだわった弦楽器を作っています。買取価格の相場は、SBシリーズでは1.5~6万円です。HBシリーズで4~20万円であり、特にHB-65、HB-80、HB-130は買取相場が10万円を超えます。

BSシリーズの買取価格相場は、11~45万円であり、とくにBS-180は30万円を超える高額な相場です。FOシリーズではFO-70が11~18万円、FO-140が22~35万円です。5HBシリーズでは7~17万円ですが、5HB-130と5HB-180では15~46万円で高額買取されます。

チャキ

京都府木津川市にある茶木絃楽器製作所の製品です。コントラバスを中心に、ギターやチェロなどの弦楽器を幅広く制作しています。Fシリーズでは2~10万円程度で、なかでもF-80、F-100、F-150では20万円を超える買取価格になることもあります。FBシリーズでは6~10万円が相場ですが、FB-80で20万円を超える場合があり、FB-100では16~26万円、FB-150では26~36万円が相場となっています。

コントラバス売却時に知っておきたいポイント

コントラバスを使用しなくなったら、なるべく早く売却することをおすすめしています。楽器は年数経過に比例して買取額が下がります。コントラバスは保管環境によっては劣化や状態悪化しやすい繊細なものなので、いつまでも保管せずに使用しなくなったと同時に売却を検討するとよいでしょう。

そこで、ここでは売却時に知っておきたい査定額に影響するポイントを解説します。

商品の詳細

買取希望のコントラバスの査定を出す前に、メーカー・年式・型番・商品の状態・付属品の有無を確認しましょう。使用年数が経っているものや傷や汚れのあるもの、付属品のないものは査定額が下がってしまうため、十分に確認しておきましょう。メーカーや品番、シリアル番号などはF字孔内部のラベルに表記されているため、確認しておきましょう。

演奏時における問題点の有無

音はちゃんと出るでしょうか。音の調子がおかしくなっていないでしょうか。汚れや傷は音への悪影響が出るため、汚れや傷の確認を十分にしておきましょう。使用時から定期的にメンテナンスされているものは音質の劣化は防げますが、長期間保管してあったものは音がきれいに出るか確認しておく必要があります。落とせる汚れは、できるだけクリーニングしておくとよいでしょう。

付属品の有無

コントラバス購入時の付属品が揃っているかどうかで、査定額に大きく影響します。とくに、ハードケース、ソフトケースや取扱説明書や保証書などの有無を確認しておきましょう。また、定期的に専門業者によるメンテナンスを行っていた場合、そのメンテナンス修了納品書があるかどうかも確認しておきましょう。

コントラバス売却で高額査定を狙うためのコツ

査定額に影響するポイントを理解できたところで、ここからは、そのポイントを押さえつつ、高額査定を狙うためのコツを4つ紹介します。

ボディと駒の状態を維持する

コントラバスの本体は木材を使用しています。表板はスプルース、裏板や側板はメイプルなどを使用したものが多いです。これらの木材は、温度や湿度による膨張や乾燥による収縮で割れてしまうことがあります。この割れがあると査定額が大きく下がってしまいます。割れを引き起こさないように、適切な温度・湿度の管理ができた部屋で保管されていることが重要です。

また、コントラバスに多いのは表板や裏板がはがれてしまうことによる故障です。多くのコントラバスの板はニカワで接着されていますが、板の反りやゆがみによる張力やニカワの劣化で部分的にはがれてしまうことがあります。このような状態にならないように適切な管理をしておくことがポイントです。

さらに、コントラバスでは駒の曲がりや割れなどが不具合として多く見られます。駒の位置や角度がずれたままにしておくと、駒が曲がってしまいます。悪化すると駒が割れる可能性もあります。駒が曲がったり割れたりしないように、保管する際は弦を適度に緩めて保管するとよいでしょう。ボディや駒の状態を維持するために、適切な環境と方法で保管されていることが、高額査定のコツです。

エンドピンを磨いておく

コントラバスのエンドピンはさびやすい特徴があります。エンドピンのサビが原因で査定評価が下がってしまう場合があります。もし、エンドピンのくすみやサビがあるならば、磨いてから査定に出すと評価が下がるのを防げるかもしれません。

弓毛・弦交換をしておく

コントラバスの弓が高額なので、弓があるだけでも高額査定されます。弓毛の状態が悪化している場合は、交換しておくとさらに買取価格が上がるケースもあります。また、弓だけではなく弦も高いのがコントラバスの特徴なので、弦交換しておくと評価が上がる期待ができます。スペアの弦があるとさらに査定額が上がるでしょう。

付属品を揃えておく

購入時の付属品は、できるだけ揃えて査定に出しましょう。ケース、説明書、保証書など初期の付属品が全て揃い、購入時の状態に近いものほど査定額が上がります。

コントラバス売却で高額査定を狙うなら業者選びも重要

コントラバスは、ブラスバンドやオーケストラで欠かせない弦楽器なので、中古コントラバスのニーズはあります。売却する際に総合リサイクル業者に持ち込む方法もありますが、専門的知識がないため取り扱いに慣れておらず、査定額が低くなりがちです。

そのため、コントラバスを丁寧に適切に取り扱い、高額買取してくれる業者選びは重要です。専門的知識を持ち、確かな目で査定をしてもらえる実績のある業者を選ぶとよいでしょう。

さらに、買取ったコントラバスを販売できるネットワークを有している業者を選ぶことがコツです。また、コントラバスは非常に大きな楽器で簡単に搬送できないため、出張買取で対応している業者がおすすめです。

まとめ

コントラバスは使用しないまま眠らせておくと、その年月の経過で状態悪化の可能性がある楽器です。使用しなくなったらできるだけ早めに売却を検討することをおすすめします。コントラバスの買取時には、メーカーや使用年数、状態などが査定ポイントとなりますが、自分でできるメンテナンスや手入れなどをしておくと査定額アップにつながります。

さらに、購入初期の付属品はすべて揃えておくと高額買取が期待できます。売却時は、専門的な知識を持つ業者を選び、確かな目で査定してもらうとよいでしょう。買取価格はもちろん高額であることが望ましいですが、大切に使っていたコントラバスを次に方に気持ちよくバトンを渡すには、丁寧に買取ってくれる業者をじっくりと選ぶとよいでしょう。

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