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シンセサイザーは高く売れる?人気メーカーや高価買取のコツをご紹介

公開日:2022/05/15   最終更新日:2022/06/03


近年、キーボード付きのシンセサイザーが人気です。直感的に演奏できる、ライブ映えするなどシンセサイザーの魅力はいろいろありますが、問題は肉体的な鍛錬が欠かせないこと。挫折してしまった方もきっと多いことでしょう。シンセサイザーを使っていないなら、今が高価買取のチャンスです。ここではシンセサイザーの高価買取のコツを紹介します。

シンセサイザーは高価買取されやすい

ギターロックの衰退にともなって、人気を盛り返してきたのがシンセサイザーです。ヒットチャートの上位を占めている楽曲には、ほぼすべてシンセサイザーの音が入っているといっても過言ではありません。ところが、気軽に始めるには新品価格が高いのが難点で、各メーカーがラインナップする中で、最も安価なモデルでも10万円をやっと切るくらいの値段となっています。こういった事情から、買取に出すと高値がつきやすいのが現状です。

■高まりつつある中古人気

近年では新品のシンセサイザーを手に入れるのが難しいこともあり、中古のシンセサイザーが注目を集めています。中でも人気なのが、ローランドやヤマハなど著名メーカーのもの。長い歴史や豊富な実績を持っているだけに、安定した買取価格となっています。

■アナログシンセには骨董的価値が?

時代遅れとみなされがちだったアナログシンセに、今脚光が当たっています。魅力はアナログならではの音色、どことなくある温かみはデジタルシンセで再現するのには難しいものです。子どものころにアナログシンセにあこがれた世代が経済力を持ち、コレクターとなっていることも、アナログシンセが高価買取となりがちな理由です。名機といわれる「Minimoog」「Prophet-5」以外にも、人気のモデルは数多くあります。

■まだまだあるシンセサイザー

シンセサイザーと呼ばれているのは、キーボード付きのものだけではありません。キーボードがない音源モジュールやギターで入力できるギターシンセ、ブレス(息)で入力するウィンドシンセなど幅広いものとなっており、それらの多くが中古市場で高い需要となっています。

高く売れるシンセサイザーの人気メーカー

上でも少し触れましたが、高く売れるシンセサイザーの多くが有名メーカーのものとなっています。中でも著名ミュージシャンが愛用していることで知られるモデルは、人気が高いだけでなく定価も高いこともあり、買取価格も期待できるでしょう。

■ローランド(Roland)

国産初のアナログシンセサイザー「SH-1000」を発売したことで知られるメーカーです。人気となっているのは1980年より続く「JUNO」シリーズ、現在ハイエンドシリーズには「JUPITER」の名前が冠されてます。

■ヤマハ(YAMAHA)

世界唯一の総合楽器メーカーは、1974年に発売の「SY-1」以来、数々の名機を送り出してきました。代表的なモデルはデジタルシンセサイザー「DX7」、現在はハイエンドの「MOXF」シリーズなどで人気です。

■コルグ(KORG)

ローランドよりも早くにシンセサイザーの試作機を完成させていたメーカーは、現在も電子楽器の名門です。「PS」シリーズや「MS」シリーズで名声をゆるぎないものとし、現在は「KRONOS」を頂点としたラインナップとなっています。

■モーグ(MOOG)

アメリカの電子工学博士・ロバート・モーグ氏の開発よる、アナログシンセサイザーの草分け的なメーカーです。1970年代に製造された「Polymoog」などには、数10万円という買取価格が付くことも珍しくありません。

■ノベーション(NOVATION)

1992年に創業という比較的新しいメーカーですが、大勢のプロから高い信頼を得るまで、それほど長い時間はかかりませんでした。現在のラインナップは最上位機種「SUMMIT」やシンセベース「BASS STATION」などとなっています。

シンセサイザーの買取相場

ここからは、人気の高いシンセサイザーの買取相場についてご紹介します。

■ローランド「JUPITER-50」 ~8万円

高級機「JUPITER-80」をダウンサイジングさせたモデルは、持ち運びできる絶妙な大きさが人気の理由でしょうか。生産終了からしばらくたつにもかかわらず、かなりの買取価格となっています。

■ローランド「JUNO-DS61」 ~4万円

高音質でありながら軽量コンパクト、簡単操作を実現しており、路上ライブなどさまざまなシーンで使えると人気です。専用スタンドやケースが付属すると、査定価格はより有利になるでしょう。

■ヤマハ「YC-61」 〜10万円

ステージでの演奏を前提に開発されたシリーズです。シンセサイザーとしての機能はもちろんキータッチにも定評があり、ピアノやオルガンのリアルな響きはYCシリーズならではとされています。

■ヤマハ「MOXF6」 〜7万円

ヤマハが誇るハイエンドシンセサイザーのシリーズです。鍵盤数が61という、程よいコンパクトさから人気の高いモデルです。他のメーカーやYC-61も含めて、現行機種のほうが買取価格は高くなる傾向にあります。

■コルグ「RK-100S 2」 〜5万円

ギターを意識した独特の外観で人気の高いモデルで「キータ」の愛称でも知られています。1980年代サウンドがリバイバルしている今、キータ人気も復活中。キーボーディストなら、ぜひステージで使いたくなる1台といえるでしょう。

■ノベーション「BASS STATION 2」 〜2万円

ノベーションの名前を一躍有名にしたアナログシンセサイザー、アシッドハウスやエレクトロニカなど、演奏するジャンルによっては欠かせないモデルとなっています。

シンセサイザーを高く売るコツ

シンセサイザーを高く売るコツとしてまず言えるのは、中古楽器の専門店に相談することです。総合リサイクルショップやブランド・貴金属がメインのところに持ち込むのはおすすめできません。なぜなら、購入のために来店する客層がまったく違うからです。高く売れる見込みがあるショップのほうが高く買取ってくれるのは当然です。また査定力も大きく異なりますから、シンセサイザーを正当に査定してほしいと思うなら、当サイトを参考に中古楽器専門の買取業者を頼りましょう。

■見切るならなるべく早く

購入したシンセサイザーを使わないと判断したなら、なるべく早く手放しましょう。型落ちになった古いモデルより、カタログに掲載されている現行モデルのほうが、買取価格は高くなります。時代を経てプレミアがつくようなモデルは、ごく一部であると心得ましょう。

■付属品はもれなく付ける

取説や電源ケーブルなど、付属品は査定時にもれなく付けましょう。別売のケースやスタンドもあるなら、査定価格はアップします。

■周辺機器は残っていませんか?

もうシンセサイザーをあきらめたなら、モニタスピーカーやヘッドフォン、ケーブルなど周辺機器もいっしょに手放してしまいましょう。

■査定前には一手間をかける

ホコリがたまっていたり、汚れがついていたりすると印象が悪くなり、査定価格も下がりがちです。大切に使っていたことが感じられるシンセサイザーほど、ショップも高い価格で買取りたくなるものですから、査定前にはふき掃除をするなど、ひと手間かけてあげましょう。

 

近年、シンセサイザーの人気復活にともない、買取価格も上がりつつあります。そのため、手放すなら今がチャンスといえるでしょう。新しいモデルほど高価買取となるのは当然ながら、大きく査定額を左右するのは状態です。中古楽器専門の買取ショップに持ち込む前に、必ず一手間をかけるのを忘れないようにしてください。また、近場に中古楽器を買い取ってくれるところが見つからない場合は、宅配買取もあわせて検討してみましょう。

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